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頚部脊椎症
Cervical spondylosis

後頭部痛、項部・肩の痛みとコリは多く、上腕神経痛、上肢感覚障害も多くみられます。こういう症状の場合は髄節性であると思われます。手指不全麻痺、足底の感覚異常(なにかが貼りついた感じ、ジンジンするシビレが解けるような感覚)また下肢よりも体幹にかけての感覚障害、軽い不全麻痺を呈するものもあります。

治療

固定と安定

毎日通院できない方には脱脂綿ロールを下顎が埋まるくらい厚く巻きます。夜間は外していただきます。ハイカラーとよばれる装具を着用する場合もあります。固定と安定だけでも症状が改善する場合もあります。

牽引療法

頚部脊椎症では牽引療法が最もよく適用されています。頸椎は生理的に前彎位をとっています。そのため頸椎の後方の部分(椎間板、椎間孔、椎間関節)になんらかの障害を持つものが多くみられます。頸椎牽引により効果をあげるためには椎間関節面に加わる力の減少、椎間孔の拡大をはかることが大事になります。この理由から頸椎牽引は軽度前屈位(体幹に対して10~15度)で行います。体幹を垂直にして首を前屈するか、体幹を斜めにして首を垂直にするか椅子によって調節します。

温熱療法

筋のスパスムス、痛みのあるものにおこないます。牽引の直前もしくは牽引しながら行います。また高齢者はのぼせる傾向が強いので注意を要します。

良姿勢保持訓練

頚椎運動の中で特に椎間孔、後方関節面が開く前屈運動を強調して行います。柔軟性の獲得と筋肉の緊張の寛解を目的に行います。痛みの原因が筋の疲労ではなく、変形椎間板の周囲の感覚枝への異常刺激が主な原因で、2次的な筋の反射性緊張がさらに痛みを生ずるとされています。したがって筋力増強よりも肩腕の筋弛緩と柔軟性の獲得に重点を置きます。

超音波療法

超音波を温熱療法に組み合わせることもあります。これは神経根の刺激で多くの場合、反射的に筋肉の緊張を引き起こしていることから、その寛解に役立ちます。

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