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疲労骨折
Fatigue fracture

疲労骨折

一度では骨折に至らない程度の力が骨の一か所に継続して繰り返し加わることにより発生する骨折です。

集中的なトレーニングにより繰り返し加わる小さな負荷によって生じる骨の異常で、骨で発生する金属疲労のような状態がおこっているものを言います。軽度な場合は細かなひびが生じる程度ですが、重症化すると一般の骨折のように完全に断裂した骨折となるケースもあります。スポーツ選手の場合、疲労骨折が見つかった場合は直ちに練習は中止し、治療を開始する必要があります。治療開始後は、3週間から8週間ほど練習を中止して医科からの指導の下徐々に再開をする。その間はプールなどを使用して心肺機能を維持し筋力低下を抑制することが望ましいとする意見もあります。また、後遺症防止の為にも学校、学校検診医師、専門医間の連携が重要視されています。

原因

スポーツにおける主原因は、負荷の継続(跳躍や長時間の疾走)、筋力不足、未熟な技術、体の柔軟性不足、衝撃吸収力に欠ける靴や用具および装具の使用などがあげられます。しかし単一の要因だけでは無く、継続した激しい運動による体重低下やカルシウム摂取量の不足や、それに伴い生じる骨密度(骨塩量)の低下が副次的な原因となり得ることもあります。
特に、女子選手は無月経で骨密度が低下しやすく疲労骨折を生じやすいとされており、つまり疲労骨折を繰り返す女性は体重低下による無月経により誘発される骨粗鬆症の可能性が高いとする見解もあります。 体操などの跳躍系の競技、陸上競技、駅伝・マラソンなどの長距離競技、野球、サッカー、バレーボールなどが上位を占めるが多岐に渡ります。

症状

明らかな外傷は無く、運動直後のみ痛みが出現するものから安静時でも痛みがつづくものまで、病状によりさまざまです。圧痛部位は大腿骨以外は限局されており腫脹や硬い隆起が触れることもあります。
典型的な初期症状は、運動中の痛みで運動を止めると消失する特徴があり、症状が進行すると痛みの発現が次第に早まるともに常に運動を妨げる程度の痛みを生じ、体重がかかっていない状態でも痛みが持続すします。

治療

通常ギプス包帯や装具は選択されず安静を保ちます(骨折があり転位をしているもの以外は外固定の必要はない)。治癒には、3週間から12週間必要とされています。そして疲労骨折に至った原因(骨塩量減、偏平足や過回内足、柔軟性の低下など)を除去する必要があります。ただし大腿骨や脛骨の疲労骨折では外科的手術による治療が選択されることもあります。

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